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心理学やメンタルヘルスに関連する
ちょっと気になる著書のご紹介です。
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【自殺予防の処方箋 命つなぐケア: 黄色信号から青信号に】

「死にたい」への 真のサポートとは
子どもの自殺が社会問題となっています。
昨年、自ら命を断った子どもの人数が過去最多となったことが発表され、この事実に誰もが衝撃を受けました。
子どもに限らず、「死にたい」という気持ちを抱える本人に対して周囲はどのように接し、振舞えば良いのでしょうか。
本書の中で、著者は「まずは冷静になること」だと述べています。「死」をほのめかす言動は周囲に大きな不安を与えます。その不安によって生み出される周囲の焦りの行動が、本人の負担になってしまうことがあるのです。
周囲の人々が本人に対して冷静に接するための「対応箋」をぜひ知っておきましょう。
著者紹介
杉山雅宏氏 東京家政大学 人文学部 心理カウンセリング学科 教授 博士(心理学)、スクールカウンセラー(東京都・横浜市等)、東京都荒川区役所職員相談室カウンセラー等を歴任。 公認心理師・臨床心理士・社会福祉士 学校心理士スーパーバイザー・精神保健福祉士 シニア産業カウンセラー
「生き心地の良い町 ~自殺率の低さには理由がある~」

岡 檀(オカ マユミ)著
定価:1,540円(税込)
頁数:226頁
講談社
昨年度、日本の自殺者数は2万人を超えていますが、自殺未遂は、その10~20倍と言われています。
そんな中、徳島県南部の太平洋沿いにある小さな町、海部町(かいふちょう)(現海陽町)は、ありふれた田舎町に見えるが、全国でも極めて自殺率の低い「自殺“最”希少地域」である。
この町の一体なにが、これほどまでに自殺の発生を抑えているというのだろうと著者は調査を始め、地域を回り、対話する中で、コミュニティと住民気質に鍵があると直感した。
四年間にわたる現地調査とデータ解析、精神医学から「日本むかしばなし」まで多様な領域を駆使しつつ、その謎解きに果敢に取り組み、特徴を捉まえた。
自殺者はできるだけ、減らしていかなければならない。
誰でもそれはわかっているが、ただ、一生懸命生きて、それでも自殺を選んでしまうこともある。
その時、どうか亡くなった方を、責めないでほしい。
また、苦しみにの中にある家族や周囲に居た方々も、責めないでほしい。
この願いが、印象に残りました。
「Shrink ~精神科医ヨワイ~ 16巻」

漫画:月子
原作:七海 仁
定価:792円(税込)
集英社
今回は、マンガの「Shurink(シュリンク)」16巻です。
主人公の精神科医と、心の病に苦しむ患者との物語から、病いについての知識や対応方法をわかりやすく学ぶことができました。
今回から「統合失調症」の話が始まります。
統合失調症は、約100人に1人が発症する病気で、その多くが20歳前後の若い方です。
以前は「精神分裂病」と呼ばれ、精神病院に入院したままのことも多かった病です。
現在はきちんと理解し、早く見つけて治療を始めれば、病気と共存できて社会生活も可能とのことです。
よかったら、読んでみてください。
統合失調症は、情報や刺激を脳が正しく知覚できなくなり、思考や感情、行動がまとまりを失う疾患なので、自分が病気という意識を持てないまま、孤立していくことが多いとのことです。
繰り返しますが、一刻も早く医療へ繋がることで、日常生活の中で共存できる病と紹介されています。
「引きこもりから考える」<聴く>から始める支援論

著 :石川良子
定価:858円(税込)
判型:新書版
頁数:208頁
ちくま新書
葛藤を言葉にできない「語れなさ」を抱えて立ちすくむ「ひきこもり」。 その支援の本質は〈聴く〉ことにあるのです! 読むとなぜかホッとする支援論。
「ひきこもり」支援とは〈生〉を支えることです。その根本には〈聴く〉ことが深く結びついています。〈聴く〉こと、それ自体がその人の存在を肯定し、意味づけるからです。一方の〈生〉が他方のそれを圧倒することなく、できるだけ対等につきあっていくには、どうすればよいのでしょうか。自分とは異なる人生を歩み、異なる価値観を培ってきた相手と、どのように向き合っていけばよいのでしょうか。本書では、「ひきこもり」を通して〈聴く〉ことを考えていきます。
あらためて、傾聴を深く理解していける一冊です。
石川良子(いしかわ・りょうこ)
1977年神奈川県生まれ。松山大学人文学部教授。
専攻は社会学・ライフストーリー研究。
主な著書に、『ひきこもりの〈ゴール〉』(青弓社ライブラリー)、共編著に『ライフストーリー研究に何ができるか』(新曜社)、『ひきこもりと家族の社会学』(世界思想社)、共著に『「ひきこもり」への社会学的アプローチ』(ミネルヴァ書房)、『排除と差別の社会学』(有斐閣)、『教育における包摂と排除』(明石書店)、『インタビューという実践』(新曜社)などがある。
「マンガ ぼけ日和」

著 :矢部太郎
原案:長谷川嘉哉
定価:1,100円(税込)
判型:A5判/頁数:132頁
かんき出版
矢部氏は、『大家さんと僕』『ぼくのお父さん』など話題作を生み出してきた著者ですが、この本では、認知症患者とその家族の日常を描いています。
認知症の症状の進行具合を、四季(春・夏・秋・冬)に分け、それぞれの時期に認知症患者さんに、どんな変化が起こり、介護者さんはどう対応したら良いのかが、よくわかる構成でになっています。
日々、疲弊されている方、きっと、不安が少しやわらぐと思います。
高齢者に何気なく言っている、「この人誰だかわかる?」は、不安を与えるので避けて、きちんと名前を名乗ってくださいとのことです。
言われてみると、確かにそうだと気がつきます。
こんな大切なことが、たくさん書かれていました。
「ぼちぼちいこか」

重量級のカバくんは、船乗り、飛行士、ピアニストと、
次々に新しい仕事に挑戦します。
そして、おかしな結末をユーモラスな絵で語ります。
皆さんはどんな感想を持たれるでしょうか。
私は、まずやってみる、上手くいかないなら一回休む、そして次を考える。
このあと、カバくんは、どうしたかなと考えるのは、
楽しいです。
社偕成社 定価:1,200円+税
マイク・セイラー 作
ロバート・グロスマン 絵
今江祥智(いまえよしとも) 訳
新版 科学がつきとめた「運のいい人」

あなたも「運のいい人」になりませんか? 日本・最注目の脳科学者がつきとめた、運のいい人だけがやっていること。「思考」と「行動」・・・「運」というものは必ずしも、その人が元々持っていたり 生まれつき決まっていたりするものではなく「その人の考え方と行動パターンによって変わる」。「運がいい人」は、「運が良くなる」考え方や、行動パターンを習慣づけているのです。
優秀な脳科学者である著者が、科学的見地から、「運のいい」考え方や行動パターンを習慣づける方法を紹介。
この本は簡単にさらっと読めます。
もし、内容を納得できたら、あなたはすでに、「運のいい人」で、「運の悪い方」は、拒否感を感じるように思います。よろしければ、お試しください。
この本を「武田鉄矢今朝の三枚おろし」でも、紹介していました。下記のURLから聴くことができるようです。
https://podcastqr.joqr.co.jp/programs/takeda/episodes/9dce835c-f19e-4101-a64e-7e096301dcbe
聴かせていただく カウンセリングエッセンス

庄内こころ塾の講演会などでお話してくださる
「杉山雅宏先生」の著書です。
カウンセリングを学ぼうとする人たちのために、
「こころをこめて、相手の話を聴かせていただく姿勢とは、どういうことなのか」わかりやすく、日々のカウンセリングの経験を織り交ぜながらご説明されています。
カウンセラーは「人生のがけっぷちに立たされながらも、自分と真剣に向き合うクライエントさんから、多くのことを学ばせていただいている。」とのこと。
カウンセリングを学ぶことで、真剣に自分の人生に向き合うことができます。
ご自分と向き合うことから、自身を許して好きになれると、生き方が楽になります。
お読みになってみませんか。
マンガでわかる家族療法 親子のカウンセリング編

家族療法(家族カウンセリング)について、マンガでわかりやすく紹介しています。
この本では、7つの具体的な事例で、家族カウンセリングの進め方を紹介し、その後に解説も行っています。
1 サーモスタット母さん大活躍
2 涙とオシッコ
3 名通訳はほどほどに
4 天国からのアドバイス
5 虫退治
6 フリの効用
7 お猿の子から人の子へ
ご興味のある方、最初の一冊にいかがでしょうか。
尚、この第一巻とは別に、第二巻もあります。
まんが やってみたくなる オープンダイアローグ

解説 斎藤 環
まんが 水谷緑
定価 1,980円(税込)
【現時点で世界一わかりやすい「オープンダイアローグ入門書」です(断言!)】
オープンダイアローグってどうやるの?
6編の物語と4章の解説で、オープンダイアローグのエッセンスを2時間でつかめるよう構成しました。
どうしたら対話を続けることができるのか、なぜ計画を立ててはいけないのか、調和を目指さないとはどういうことか。
これらが納得できたら、まずはやってみてください。
見よう見まねでも構いません。
「対話さえ続けば、あとはなんとかなる」これが本書の最大のメッセージです。
聞き慣れないでしょうが、「オープンダイアローグ」は、世界が注目している新しい心理療法です。
不登校や引きこもり、これまで薬や入院が必要だった精神疾患の方々が、日常生活に戻っています。
クライアントを抜きにしてクライアントの話をしないなど、ルールがあります。
この本を読んで、まず、実践してみてください。
ふつうの相談

著者 東畑 開人
定価 2,420円(税込)
カウンセリングルームを持つプロのカウンセラーが書かれた著書です。相談に来る方の8割は、カウンセリングではなく、普通の相談であるとのこと。
そして、普通に相談してアドバイスをもらい満足されることが多いとのことです。
この普通の相談は、皆さんが日常的に友人や知人、家族の間で行われているものです。
ふつうの相談で、人が人を支えるとはどういうことか。 心の回復はいかにして可能になるか。
杉山雅宏先生は、雑談が最高のカウンセリングだとおっしゃられています。
からだのためのポリヴェーガル理論
迷走神経から不安・うつ・トラウマ・自閉症を癒すセルフ・エクササイズ

ポリヴェーガル理論とは、人間の多様な自律神経(自動で働いている神経:心臓の動きなど)の不調が体調不良の原因になっているとの考え方です。
よく緊張状態の時は交感神経が、リラックスの時は副交感神経が優位になっていると言われています。
この理論ではこれに加えて、副交感神経系には背側側と腹側側があり、これらの不調が重なることでトラウマやうつ病などの原因になっているとの説です。
理屈の解説はさておき、これらの神経の不調は目や首、背中の簡単なストレッチ動作で改善できると書かれています。効果は人それぞれと思いますので、もしよろしければ読んでみてお試しください。
尚、初めから7割ほどのページには、ポリヴェーガル理論についての説明が、懇切丁寧にくり返し何度も書かれていますので、飛ばしていいかと思います。

「ホスピスナースが胸を熱くした いのちの物語」