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こころの健康に参考になる本の紹介 カウマンの本棚㉜

                                   「ひきこもり図書館」

                                                                      頭木 弘樹 編

                               毎日新聞出版(21.2.5発行 本体1600円)

 

                     「部屋から出られない人のための12の物語」という、アンソロジーです。

                    内容は、詩、短編小説,マンガ、いろいろです。著者も古今東西の方々で

                    す。

                     特殊な設定が多いせいか、SFが多めです。「ひきこもり」というよりも

                    「出られない」設定が多いです。

                     私が面白かった作品

                    〇 萩原朔太郎の「死なない蛸」 結末が俊悦です。

                    〇 立石憲利編の「鬼退治に行かない桃太郎」 いろいろな桃太郎がいて

                     いいです。

                    〇 梶尾真治の「フランケンシュタインの方程式」 深刻な状況をユーモ

                     アたっぷりに表現してます。

 

                      この本が「ひきこもり者」からの共感が得られるとか、関係者の参考

                     になるとかは、考えられません。まさに特殊な設定のアンソロジーです

                     ね。

 
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